璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

事故の夜に酒を飲んだと騒ぐマスコミ

祇園事故の夜 交通部長懇親会で飲酒 NHK  京都・祇園の繁華街で車が暴走し8人が死亡した事故で、京都府警察本部で対応の責任者に当たる交通部長が、事故当日の夜、警察幹部の懇親会に出席して酒を飲んでいたことが分かりました。 交通部長は「不適切だった」と話しています。  今月12日、京都市東山区祇園の繁華街で、軽自動車が人を次々とはねて歩行者7人と車を運転していた男の合わせて8人が死亡し、11人が重軽傷を負いました。    京都府警察本部によりますと、この事故の対応の責任者であった山形克己交通部長は、事故が発生したおよそ5時間後の午後6時ごろから、本部長も参加して市内のホテルで開かれた警察署長会議の懇親会に出席し、コップ1~2杯のビールを飲んだということです。このころ警察は、被害者の身元の確認や事故原因などの捜査を進めていて、交通部長はおよそ2時間後に懇親会の会場を離れ、警察本部に戻ったということです。    山形交通部長は、NHKの取材に対し「懇親会には、事故の捜査の応援を要請するため出席した。少量とはいえ、酒を飲んだのは不適切だった」と話しています。    京都府警察本部は「懇親会の間も現場と連絡を取りあい対応に問題はなかったが、酒に口をつけたのは配慮が足りなかった」としています。

以上引用終わり 何がイカンのこれ? 酒飲んだあと、警察本部に戻って仕事をしたことなら、まあ、指摘されるのも分からないではないが、この文脈だとどう見ても懇親会に参加したことと、その場で酒を飲んだことを責めてる。 2005年に起きた「JR福知山線脱線事故」の時、その事故の当夜に、JR西日本の社員が宴会を開いていたことを追求されたことがあったが、これはわかる。 なぜなら、自分たちの会社が大きな事故をおこして、多数の死傷者がでているのに宴会とは何事か、という心理はよく理解できるからだ。 しかし今回の場合、警察が事故を起こしたわけではもちろんないし、犯人が逃走中、というわけでもない。 原因究明はまだかも知れないが、事故が拡大していく恐れはもうないわけだ。 それなのに、捜査している関係者は酒も飲むなというのだろうか? しかも時間外なのに。 確かのこの事故は8名も亡くなった大きなものだ。 でも、1名の交通事故は毎日のように起きている。 なのに、そういう事故で捜査関係者が懇親会に出ていた、酒を飲んでいた、という報道は見たことがない。 8名の事故だから懇親会も飲酒もダメで、1名なら別にいいのか? 遺族の悲しみは同じだと言うに。 この程度のことをマスコミがこぞって取り上げて、追求するという様子にゾッとする。 この理屈なら、民主党のダメさ加減を総選挙の前に報道できなかった全てのマスコミ関係者は、政権交代まで飲酒禁止にしろよ。 こっちの方が万死に値する。 人気ブログランキングへ   人気ブログランキングへ 他にやることあるだろ!と思った方はクリックを!   FC2 Blog Rankingへ