璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

減税日本のお手並み拝見

国民に大変な不幸をもたらす=愛知の減税日本勝利で財務副大臣 ロイター [東京 7日 ロイター] 五十嵐文彦財務副大臣は7日の会見で、6日の愛知県知事選や名古屋市長選で減税を掲げた「減税日本」が圧勝したことに関連し、「減税は耳障りが良いが、減税だけを取り上げるのは問題が多い」とし、「国民に大変な不幸をもたらし、後世代に大きな負担を押し付けることになるのではないかと心配している」と懸念を示した。  減税論について同副大臣は「今の行政サービスの水準と負担の関係がどうなっているかよく考えてもらいたい」と指摘。「(行政に)非効率な面がないわけではないが、ただ減税をすればよいということであれば、負担のつけ回しが起きるかサービスの極端な低減が起きるかどちらかだ」と述べ、「減税は耳障りが良いが、減税だけを取り上げるのは問題が多い」と警鐘を鳴らした。  国の場合も消費税増税の前に無駄の排除が十分行われているかが問われているが、五十嵐財務副大臣は「行政サービスの水準と負担の関係でいえば、逆にサービスが過剰で負担が少ないのが今の日本の実情だ。サイズが違う」と指摘。「議員定数の削減や公務員の総人件費縮減も必要だと思う。しかし、それで、年金の今の不足を補えるかといえば補えない。そこを間違えると大変な不幸を国民にもたらし、後世代に大きな負担を押し付けることになるのではないか心配している」と懸念を示した。 以下略

以上引用終わり まあ、どっちもどっちだね。 大村ー河村ラインの減税の主張は、実現できるなら結構。 自律的経済成長がない状態で、増税論議をしている政府に比べたら何十倍もマシ。 今の状態で増税社会保障費を上げたら、確実に景気がさらに冷え込んで、上げたのに税収は落ち込むことになる。 橋本政権時にさんざん経験したのにね。 また拓殖銀行や山一の破綻を繰り返したいのかと。 そういう意味で減税というのは、景気回復の足がかりとして良い選択だが、くれぐれも自前でやってね。 平成22年から名古屋市が、平成21年から愛知県が地方交付税を受け取るようになってるけど、 参照 平成22年度 不交付団体(総務省HP) 平成20年度 不交付団体 ※いずれもPDFファイル 市税を減税して、国から税金を受け取るというような、筋の通らないことはやめてね。 「減税日本」のHPも見てみたけど、“減税”のことしか書いてないのな。 まるで特価品を載せたチラシのよう。 “減税”だけで諸問題が全て解決するとか思ってるんだったら、尾張名古屋の未来は暗いな。 人気ブログランキング参加中!人気ブログランキングへ FC2ブログランキング参加中!FC2ブログランキングバナー

ああ、いい忘れてたけど、“耳障り”が良いという表現はないぞ。 “耳障り”自体が不快な音という意味だから。 「障」って字が入ってるでしょ、五十嵐文彦財務副大臣