璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

毎日脳

以下毎日新聞より引用
牧太郎の大きな声では言えないが…:マンガ脳と憲法 http://mainichi.jp/select/opinion/maki/news/20090106dde012070015000c.html  孔子は「大人は正々堂々と、小人はこそこそする」と言った。  例えば……首相が高級車でハローワークに乗り付け、パソコンの求人欄に見入る失業者の前で、ひじをついた。  「今まで何していたんだ? これがやりたい、というのがないと相談される方もな……。何かありませんかね、と言うんじゃ、なかなか仕事は見つからない」とひとくさり。「目的意識がないと雇う方もその気にならない。何をやりたいかを決めないと就職は難しい」と何やら説教風である。  冗談じゃない! 平成大不況、選びたいけど、選んでいたら住む家もなくなる。説教された方は「世間知らずに何が分かる!」と言いたげな表情である。ひじをつく動作に、首相の無礼、無知、無能、無愛(情)が見て取れる。  漢字なんて読めなくてもよい。毎夜、ホテルで酒を飲んでもよい。堂々としていれば許される。でも……こそこそハローワークを視察するパフォーマンスだけはやめてくれ! 「人気取り」を隠そうとすると、つい高慢になる。これは、「年越し派遣村」を敵に回す「愚かなマンガ脳」がなせる業だ。  うかつにも、日本人はいつも御曹司を選んだ。「他人の釜の飯を食ったことのない連中」を当選させた。その結果、政治に活力がうせ、(失礼だが)「小人マンガ脳」世襲首相が次々に生まれた。そして日本は劣化した。福田、麻生内閣の閣僚は半分以上が世襲議員民主党のトップも同じだ。  能力、人格、識見……いずれを取っても指導者にふさわしい人物が、地盤、看板、カバン(資金力)を持つ世襲候補に敗れ、政治への道を閉ざされた。日本の悲劇である。  憲法第44条に「両議院の議員及びその選挙人の資格は、法律でこれを定める。但(ただ)し、人種、信条、性別、社会的身分、門地、教育、財産又は収入によつて差別してはならない」とある。特定の家柄・階層に政治を独占させない規定である。  ところが、この条文までが世襲議員を守る根拠になっている。「世襲議員規制法案」が検討されると、御曹司が「憲法違反だ!」。第44条の「門地による差別」に当たると主張するのだ。  自由・平等が逆に「特定の家柄の独占」を許す皮肉? ローマ帝国の昔から世襲は国を滅ぼすのだが……「小人マンガ脳の支配」が永遠に続くとすれば、民主主義は間違いなく形骸(けいがい)化する。遅れましたが、読者の皆さん、今年もよろしく!)(専門編集委員) 毎日新聞 2009年1月6日 東京夕刊
以上引用終わり 私もたぶん人より多く新聞記事に目を通す方だと思うが、これほどひどい記事に出会ったのは初めてかもしれない。 情けなくて泣けてきた・・・・・・ ここには政策的な批判はどこにもない。 ただただ感情的な、人格攻撃だけだ。 「高慢」「小人」「マンガ脳」・・・・・ ただの罵詈雑言。 これから何が生まれるのだ? 悪口を投げつけるだけの記事を書くことは「小人」のなせる業ではないのか。 引用されているハローワーク視察のことは以前に記事にしたが  関連記事 共同通信さん、的外れはあなたです。 この振る舞いが無礼、無知、無能、無愛(情)だろうか。 なによりなぜそんなことを断罪できるのだろう。 神にでもなったつもりか? そして唐突にでてくる「マンガ脳」。 全くどういう意味かわからない。 侮蔑の意味で使っているようだが、マンガを源流にするアニメは日本の誇るソフトパワーのひとつとして認められている。 それを否定するのだなきさまは。 憲法44条は国籍、年齢以外まったく制約を設けずにみなに立候補の権利があると書かれている。 世襲に賛否はあろうと世襲であることを理由として被選挙権を制約することはできない。 制約がないことが条文の最優先の趣旨だからである。 毎日新聞に問題があるからと言って、毎日新聞だけ表現の自由を制限しないのと同じこと。 小事のために大前提を変えることなどあってはならない。 世襲の増加が民主主義の形骸化を招くというなら、世襲候補より優れた対立候補をきちんと紹介すればいいではないか。 それがマスコミの仕事だろう。 そして、それを見抜けない国民の問題だ。「悲劇」などという言葉で片付けてはならない。 >遅れましたが、読者の皆さん、今年もよろしく! もう二度と現れなくていい。お前の今年は今日で終わりだ! 人気ブログランキング参加中!人気ブログランキングバナー小

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