田母神氏参考人質疑
田母神俊雄前航空幕僚長の参考人質疑について各新聞社が社説をあげている。
前空幕長の陳述 文民統制を何と心得る 中日新聞
前空幕長参考人 危機にひんした文民統制 琉球新報
前空幕長―「言論の自由」のはき違え 朝日新聞
社説2 田母神氏だけなのか心配だ(11/12) 日経NET
前空幕長招致 文民統制は形ばかりか(11月12日) 北海道新聞
参考人質疑自体もそうだったが、いわゆる文民統制と表現の自由の話ばかり。
なぜ、論文のテーマたる日本の近現代史の見解について、深く掘り下げようとしないのか?
すでに退官した田母神氏がどのような発言をしようとも、もはや文民統制は関係ない。
彼が投げかけたテーマに真正面から挑むことをなぜしないのか?
そこを日本人としてはっきりさせ、清算しないと前に進めないではないか。
今ネット上で世論が右傾化しているなどといわれるが、それは
「マスコミや日教組にだまされてきた」
という思いが渦巻いているからだ。
歴史なのだからいいこともあれば悪いこともある。
国民総懺悔などというあいまいな清算では、なによりこの国のために命を落とした英霊がなっとくできまい。
そのようなやり方が、これまで逆に表現の自由を失わせてきたことをマスコミや政府は自覚すべきではないだろうか。
下記2紙はその点にふれてくれている。
【主張】田母神氏招致 本質的議論聞きたかった 産経新聞
前空幕長招致 「言論の自由」をはき違えるな(11月12日付) 読売新聞
多くの人がかかわった歴史に全否定も全肯定もありえない。
「あのー、日本にはですね、今、日本の国が悪かったという論が多すぎるというふうに思います。そして今、歴史を見直すということで、日本の国はいい国だったという見直しがあってもいいんではないか」
この田母神氏の発言に強く同意する。
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