璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

イージス艦がすべて悪いのか?

イージス護衛艦「あたご」と漁船清徳丸の衝突事故について、連日詳細な報道がなされている。 お二人が行方不明の状態では難しい面もあるのかもしれないが、報道には偏りがあるといわざる得ない。 一方的にイージス艦の責任ばかりが追及されているが、100%イージス艦が悪いとは思えない。 巨大なイージス艦が素早く転舵、減速するのは困難だ。やたらとイージス艦の回避行動を問題にしているが、下手な回避行動するより直進して漁船の側に回避してもらうほうが現実的ではないのだろうか。 イージス艦と漁船
朝日新聞より 上図のように複数の漁船があり前を横切ったり、進行方向でUターンしたりする船がある中で、どのような回避行動ができるだろう?右にも左にも漁船がいるというのに。 また回避するにしても突然転舵するかもしれず、することもできる漁船に対してどう回避すればいいのだ? 航法通り右に転舵してすれ違えば良かったのだろうし、それを行わなかった「あたご」には過失があるが、実際問題下手に回避行動とるよりも直進して、漁船に回避してもらったほうが無難というのも一理あるように思う。 よくある、道ですれ違おうとして同じ方へ避けてしまう状況と似ているように感ずる。 そして漁船には回避責任はないのか? 決して10:0の事故じゃない。でも報道は10:0だ。 それにこの異常なほどの報道量。その何分の一でも、韓国の貨物船(船籍パナマ)に衝突され1名死亡、6名行方不明となった「第十八光洋丸」の悲劇を報道してくれれば… どれだけ遺族は救われたかもしれないのに。 知らない人はぜひ見てください。↓ 「第十八光洋丸」の悲劇Flash 当事者が違うだけでなんでこんなに違うんだよ!