京都議定書は地球温暖化を防げるのか?4
温室効果ガスによる地球温暖化には懐疑的な意見もある。
参照 関連記事世界規模の妄想 地球温暖化
何十年か後に「そんな説もあったな~」てことになるかもしれない。
どちらが正しかなんて私にはわかるはずもなく、わからなくても良いと思っている。
重要なことは石油や天然ガスが枯渇すれば、今の社会経済の仕組みが成り立たなくなるということ。
もちろん温室効果ガスも出しようがなくなる。人為的には。
代替エネルギーの開発が焦眉の急である。
また、それまでは俗に言う“エコロジー”“省エネ”を心がけ、貴重な資源を長持ちさせること。
このことは結果的に温室効果ガスを削減できる。
求められるよな削減量にはならないのかもしれないが、それでも良いと思う。
土台ムリなのだ、経済成長も温室効果ガス削減も求めるということが。
時計の針を巻き戻し、近代や近世の生活をする覚悟がなければ(2050年までに1990年水準から温室効果ガスを半減する必要があるといわれている)、今唱えられている地球温暖化を完全にストップさせるほどの温室効果ガス削減にはつながらない。
こうしている間にも人間は増えていっているのだ。
経済に多大な悪影響がでないようにしながら、できうる範囲で“エコロジー”“省エネ”を促進することしか、選択肢はない。
その結果として地球温暖化が進行し、甚大な損失を招いたとしても、近代や近世に戻るほどじゃない。
“京都議定書”は国際的に環境のことについて話し合い、目標を定めたという点では、意義があったと思う。
しかし、温室効果ガスにのみ焦点を当ててしまったことと、排出量取引を導入したことなどにより政治的な思惑が入り込んでしまったことにより躓いた。
もし、国際的に“京都議定書”のような取り組みができるのなら、森林伐採への対策と緑化の促進を進めて欲しい。
自然の保護や砂漠化の阻止、そしてCO2を減らせるのは植物しかないのだから。
終わり
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