璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

違法作業を褒め称える監督大臣

「線量計つけず作業、日本人の誇り」 海江田氏が称賛 朝日新聞  海江田万里経済産業相は23日のテレビ東京の番組で、東京電力福島第一原子力発電所事故後の作業に関連し、「現場の人たちは線量計をつけて入ると(線量が)上がって法律では働けなくなるから、線量計を置いて入った人がたくさんいる」と明らかにした。「頑張ってくれた現場の人は尊いし、日本人が誇っていい」と称賛する美談として述べた。  番組終了後、記者団に対し、線量計なしで作業した日時は確かでないとしたうえで、「勇気のある人たちという話として聞いた。今はそんなことやっていない。決して勧められることではない」と語った。  労働安全衛生法では、原発で働く作業員らの健康管理に関連し、緊急作業時に作業員は被曝(ひばく)線量の測定装置を身につけて線量を計るよう義務づけられている。作業員らが被曝線量の測定装置をつけずに作業をしていたのなら、法違反にあたる。厚生労働省は、多くの作業員に線量計を持たせずに作業をさせたとして5月30日付で東電に対し、労働安全衛生法違反だとして是正勧告している。

以上引用終わり フクシマ50」と呼ばれ世界中から称賛された現場の作業員たち。 背中 文字通り命をかけた作業をおこなってくれた。 これは感謝しても感謝したりないぐらいの義挙であると思う。 しかし、その行為を監督官庁の大臣が、美談として紹介するのは、自分の立場がわかっていないウスノロと言われても仕方がない。 あなたたちは、作業員の安全を、法に則り守らなければいけない立場だ。 もし結果として作業員を危険に晒してしまったのなら、ここは「そのような作業をさせてしまって申し訳なかった」と陳謝する場面だ。 そしてそういった作業をした人々が十分な補償を受けられるようにすることが、政府のやるべきことだろう。 いつの時代も現場の日本人は、自らを犠牲にしてまでも“日本”を守ろうとしてきた。 せめて、それに報いることができる日本国でありたいと思う。 人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ お前が言うな!と思われた方はクリックを!