璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

全国民が聞くべき拉致家族会増元さんの話

7/21、参院予算委員会で拉致家族会の増元照明さんが、参考人として発言した。 これは菅の政治資金管理団体から、拉致実行犯や赤軍への寄付が明らかになったのを受け、自民党山谷えり子議員の要請によるものだ。 [広告 ] VPS

「家族会の事務局長をやらせていただいてます増元です。あのまず、この場で発言の機会を与えていただいた山谷先生、そして委員会の皆様に御礼を申し上げます。さらに先般、家族会救う会で訪米した際、ご同行いただいた平沼議連会長、そして国会議員の皆様、さらに政府から拉致担当の副大臣もご同行頂き、そして在米大使館はじめ政府の方たちにご尽力頂いて、一定の目的を達し、幾らかの成果を得たことを非常に感謝申し上げたいと思います」。 「それはさておきながら、私たち家族会が結成されたのは平成9年です。それ以降私たちは、日本の社会の闇というか、政治の闇というか、そういったものに翻弄され、傷めつけられて、この13年という長い年月を過ごし、未だに家族を取り戻すことさえできない状況なんです」。 「その闇というの、なぜか分かりませんけども、私たちが北朝鮮に拉致された家族を取り戻して欲しいという気持ちを訴えているその横で、赤い旗を振った人たちが強制連行の人たちはどうするんだとか、北朝鮮に対し、朝鮮半島に対し私たちがやったことをどう考えるんだとか、私たちの方に対して非難の言葉を投げかけられました」。 「それは本当なんでしょうか?」 「私たちの願いは、家族が本当に家族として日本で、この繁栄した日本で、彼らがいまだに享受していない日本の繁栄を一緒に過ごしていたい、思いだけなのに果たしてそれがイデオロギーの言葉で打ち消されるような状況は、本当に我が国のあり方なんでしょうか?という思いで、闘って参りました」。 「そしていまだに、この拉致問題に対しては、イデオロギーで反対される方、沈静化される方がまだいらっしゃいます。でもその中でも、今回この、私が訪米する前に産経新聞に掲載されました、菅総理資金管理団体から、市民の会への献金問題、本当にこれあっていいものだろうか、私たちがこれまで闘ってきて、ようやく北朝鮮金正日総書記に拉致を認めさせる流れを作った、この流れの中で再び、また私たちが闘わなければならない闇が、生じているのではないか、という危惧を、私は今現在感じています」。 「昨日、拉致被害者家族の代表、それから前代表夫人とお話をすることができました。代表は『この拉致問題を政争の具ではなくて、本当に解決するために皆さんで一緒になってやっていただきたい、それだけなんだ』ということをおっしゃっておられました。(横田)早紀江さんは、『何を信じていいのかわからないよね』という風におっしゃいました。この報道を聞いて本当に私たちの家族を取り戻してくれる政府であるのかどうか、信じていいのかどうか、この報道を聞いて吐き気がするほど、具合が悪くなったとおっしゃっておられます」。 「総理は、先程の山谷議員の質問の中にもありました、辛光洙の事件で、江田法務大臣と共に、除名・釈放嘆願書に署名されておりました。その時のお話として、『うかつであった』というお詫びをされました。家族会そして私たちは、『過去のことは問わない。被害者救出のために共に一生懸命やって頂ければそれでいい』ということであの時には了承を致しました」。 「それが平成19年、20年の間に、総理の資金管理団体から、このような石岡徹さんや松木薫さんを拉致した実行犯の、しかも実行犯である森順子さんの息子、この方たちは日本に帰ってきておられます。彼らはおそらく自由な発言権を持っておられますし、自由な意志を持っておられますから、この日本で立候補することも自由でしょう。しかし、彼らは、今だに、この拉致の問題に関して、彼らが行って来たことを明確にしていない、ということは、彼らがいまだに北朝鮮で受けた教育、そして彼らがこれまで行なってきた“日本革命”というその思いを、まだ一心に持っておられる方達だと思います」。 「それを知っていらっしゃらなかったとしても、その方たちを擁立した団体に対して、総理の資金管理団体から多額の献金がなされているということは、我が国のためにも明確にしていただかなければならないと思っています」。 「私の父は、9年前に『日本を信じる』と言って、死んでいきました。その日本というのは、どういう日本なんでしょうか?」 「30数年間も日本国民が拉致されて、今だに取り戻していない弱い日本ではなかったはずです!父が信じた日本というのは、すぐ私たちの家族、国民の命を救出できるような国を、それを信じて死んで行ったんだと思います。そういう国づくりを皆さんにして頂きたいし、そういう国であるということを、国民の前に知らしめていただきたい」。 「私の姉は拉致されて33年になります。彼女の人生、33年間、本当に北朝鮮という酷い土地で暮らさなければなりませんでした。その、彼らの酷い人生を送らなければならなかった代償、それはなんだったんでしょうか?彼女たちに私は、自分の人生は無駄だった、という風には感じてほしくありません。彼女たちの犠牲によってこの国が強い国で、まともな国であるという、そういう国にしていけるような状況になったということを、拉致被害者皆さんのおかげで、この国が本当に、日本であるための流れを作ったんだという、その思いを、彼らに感じていただきたいんです!」 「彼らの犠牲を無駄にしていただきたくない!その思いが非常に強い現在であります(しばし絶句)」 「先程から総理は、わからなかったとか、知らなかったとか、おっしゃいました。これは辛光洙の時と一緒でしょう。過去は問いません。しかし2度目のこういうような状況に対してやはり、総理として明確に、国民の前に、その意志とその意図を、明確にしていただくことが、この国が今後、どのような国になるのかということを、国民の皆様にも考えていただくよい機会になると、私は考えております」。 「最後にお願いですが、このブルーリボンバッジは、北朝鮮いじめのシンボルではありません。北朝鮮に対し圧力をかけようというシンボルではありません。拉致被害者を、北朝鮮にいて今なおふるさとに帰りたいという思いを胸にしている、拉致被害者を救出したい、助けてあげたいというシンボルです」。 「是非国会議員の皆様にも、多くの皆様にブルーリボンバッジを付けていただいて、そして、毎朝ブルーリボンバッジをつけることによって、今現在も北朝鮮に多くの、100人以上と言われる、多くの拉致被害者が存在し、日本の救出を待っているという現実を、いつも考えていただきたいんです」。 「確かに日本では大きな問題や、そしていろいろな問題が散在しています。その中で皆様方もお忙しいでしょうけども、この拉致という問題は解決されていない問題であるということ、そして国民の命がかかっている問題であるということ、国民が今、助けを求めている問題であるということを、国会議員の先生方、是非毎日!ブルーリボンバッジをつけることによって考えて、そしていろいろなことを皆さんでご議論頂きたいと思っております」。 「今日は僭越ながらこの場でこのような話をさせて頂き、ありがとうございました」。

以上書き起こし やじが飛び交っていた部屋もシーンと静まり返り、増元さんの切々とした訴えに皆耳を傾けていた。 増元さんを始め、拉致被害者家族の思いはただ、家族を取り戻したいというだけだ。 その当然で切実な思いを、北朝鮮はともかく、日本国内で抑えこもうとする「赤い旗を振っている連中」。 このような輩が跋扈し、まともな日本人が家族を思うことすら妨げる社会が、残念ながら今の日本だ。 日本国民を日本政府が取り戻せなくて、どうするのだ。 日本社会が、日本政府が、真っ当になることによって、拉致被害者を救うことができるし、それが拉致被害者の犠牲を無にしない唯一の方法だ。 北にシンパシーを感じる在日やサヨク、そしてそれに連なる民主党政権を打倒することこそが、本当の日本を取り戻す道だ。 気づけよ国民、この国は中枢まで毒されているということを。 人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ 日本を取り戻せ!と思われた方はクリックを!