璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

大連立の条件

にわかに大連立の機運が盛り上がってきた。 → 民・自幹事長 期限つき大連立に前向き 日経 → 大連立、枝野長官も前向き 時事通信 もともと大連立には賛成なので、大いに進めてもらいたいのだが、条件が幾つかある。 まず、首班は自民党から出すこと。 確かに第1党は民主党だが、民主党は事実上政権を投げ出したようなものだから、野党第1党の自民党から首班を出すのが憲政の常道だ。 なにせ自らの党の代表を、党内で交代させられず、野党の不信任案で追い落とそうとしたのだから、次の総理を出す資格はない。 次に、復興に一定のめどが立ったら解散すること。 圧倒的多数が与党になる国会は決して健全ではない。 長くなれば感覚が麻痺し、国会が議論をする場だということも忘れ去られかねない。 最後に、民主・自民にこだわらず、お互いに切磋琢磨すること。 大連立の利点の一つは、民主党議員に政権運営のやり方を教えられることだ。 本当の意味での2大政党制に進むためにも、議員の質を上げる必要がある。 大連立を組んで、民主党自民党の議員がいっしょに仕事をすれば、お互いの考え方もよくわかろうし、意気投合することもあるだろう。 これが政界再編の第2幕をあけることになる。 日本の政治が健全化するために避けて通れない道だ。 本来なら福田内閣の時にやっておくべきだったが、遅きに失したとはいえ、やらないよりやったほうがいい。 大震災がきっかけというのがなんとも情け無いが。 人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ もう一度浮上していきたいと思っています。再びご支援のほど、よろしくお願いします!