璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

普天間の5月決着は無理

普天間の5月決着は無理そうだな。 3月の時みたいに(関連記事 法的に決まっているわけではない)強弁することはできないぞ。 党首討論であれだけ大見得を切ったのだから。

谷垣氏 5月末までに政府案を固め、現地の了解、米国の同意を得るという三つを実行するか。  首相 連立政権としての考え方を米国に提示して理解を求め、沖縄とは限らないが新しい移設先にも理解を求める。結果として政府案として認めてもらうプロセスにする。それが5月末までに私が果たすべき役割だ。  谷垣氏 5月末までにできなかったらどうするのか。  首相 米国に強く交渉する立場で、できなかったらどうするという弱い発想を持っていたら交渉にならない。命懸けで、体当たりで行動し、必ず成果を挙げる。国民も政府を信頼してほしい。  谷垣氏 5月にできなければ日米両国間の信頼を決定的に損なう。沖縄の住民をはじめいろんな方々の心をもてあそび、政治と国民の信頼関係を裏切ったことになる。そのときには退陣すべきだ。退陣しないなら信を問うべきだ。受けて立つ。  首相 全力を挙げて問題解決に努力する。成果を国民に認めていただくよう頑張る。

ソース http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010033101001059.html 共同通信より 実際には、すでに地元との了解を先送りにしようとしている。 普天間 移設先の了解先送り 政府検討対米合意を優先 北海道新聞より <スコープ>5月末政局 危機感 普天間移設決着は困難? 東京新聞

 政府・与党内では、最悪の事態を回避するため、五月末までに米国との合意を図った上で、移設先との調整は継続する案もささやかれる。一定の前進があれば、首相の進退には波及しないという計算だ。ただ、首相が国会答弁で全面決着を確約しているだけに、思惑通りの展開になる保証はない。

沖縄県民の気持ちなどとキレイごとを言いながら、先にアメリカと合意し、地元は事後承諾という矛盾。 結局は自分たちの見栄とか都合を優先させているだけ。 しかし、アメリカは以前から地元の合意を先に取り付けろと言っていた。 参照 普天間「地元理解が先決」、米が政府に伝える 読売新聞より だから先にアメリカとの合意を図ろうとする日本政府の姿勢は鼻から拒否されている。 米大使、実務者協議に難色=開始のめど立たず-普天間 時事通信

 しかし、米国は、海兵隊の一体運用に支障が出ることや、受け入れ先の自治体の反対が予想されることを強く懸念。ルース米大使は外相との会談でこうした考えを示し、実務者協議に入る環境にはないとの認識を示した。

①アメリカとの合意 → ②地元の了解 で①を5月末までにできれば体面は保たれると考えたのだろうが、アメリカは②を前提としている。 当たり前なのだ。地元の了解を得ていない案を検討しても徒労に終わる可能性がある。 それは逆もまた真なり。 こういったものはアメリカの感触、地元の様子を双方見ながら積み上げていくものだからだ。 そうやってようやく現行案は作られた。 本当に13年かかってようやくだ。 それを、それを、つまらない見栄やプライドや、格好をつけるためにひっくり返したのだ。 本物の信念や理念があるのならまだ救いがある。 “友愛”でもなんでも、一つの考え方で筋が通っているなら、それは一定の理解ができるから。 しかし、この交渉過程一つとってみてもそんなものはこれぽっちも感じられない。 これが命懸け行動なのか?笑わせるな! お前が懸けているのは自分の腐ったプライドでしかない。 そんなものはお前にしか価値がない。 せいぜいそれを抱えて5月末で退場してくれ。 ていうか、絶対退場しろよ! 人気ブログランキング参加中!人気ブログランキングバナー小

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