璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

平和国家という幻想

日本の国際的好感度の高さは今年も英BBCと読売新聞の共同調査で明らかになった。 日本「世界に良い影響」、独と並びトップ…BBC・読売調査 これはもちろん様々な日本の面が評価されたものだろうが、平和国家であるというのも大きな要因であると思われている。 確かに日本は、戦後1発の銃弾も放たず、武器も輸出せずここまできた。 しかし、諸外国の人がイメージしている日本の平和は日本の治安の良さ。軍事的なものではない。 一部の人たちから熱狂的に支持されている憲法9条も国際的に見れば全然知られていないし、もし知っていたら、にもかかわらず軍隊を保有している矛盾を嗤うだろう。 むしろ、日本も核兵器を保有していると思っている人も多くいる。日本は世界第三位の原発保有国だ。原発核兵器は用途の違いでしかない。 日本は軍事的にはひたすら内向きに過ごしてきただけに、アメリカやイギリスのようなあくの強い“色”がついていないだけ。それが平和的なイメージを持たせているぐらいだろう。 諸外国がもつ日本のイメージは、勤勉・礼儀正しい・親切・歴史・伝統・治安の良さ・科学技術テクノロジー・アニメ等々… そしてそれらの裏づけは、個々の日本人が日本で、世界で、示してきた行動と積み上げてきた実績だ。 これは誇っていいと思う。 そしてさらに、弱弱しい一国主義的な“平和国家”などではなく、“世界平和に貢献し、維持に尽力する国家”に変貌していくべきではないだろうか。 今、チベットで行なわれていること。日本政府は従来通り“平和国家”として沈黙している。 日本が更なる尊敬を得ようと思うなら、国際社会で人類に貢献しようとする意志があるなら、声を発せねばならない。 それが本物の平和国家だ! 日本人にはその能力も意志もあると思っている。 そして、その責任と使命も 以下時事通信より引用
チベット暴動に抗議へ=自民・保守研  自民党の派閥横断の勉強会「真・保守政策研究会」(会長・中川昭一政調会長)は4日午前、衆院議員会館で会合を開き、中国チベット自治区でのデモ弾圧に対し、人権状況の改善などを求める内容の抗議声明を近く出すことを決めた。  会合では、講師として出席したチベット出身のペマ・ギャルポ桐蔭横浜大教授が、欧州諸国などによる北京五輪開会式ボイコットの動きに触れ、「福田康夫首相も強い態度を示してほしい」と要請。出席者からは「福田政権の中国に対するメッセージは弱過ぎる」「国会が政府に率先して声明を出すべきだ」などの意見が出された。
以上引用終わり