璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

霞ヶ関埋蔵金伝説

過熱する「埋蔵金騒動」仕掛け人は中川元幹事長 増税派とのさや当てが思わぬ余波 (1/3ページ) 2007.12.8 20:24  永田町が霞が関の「埋蔵金探し」に沸き立っている。自民党中川秀直元幹事長が、複雑怪奇な28の特別会計の積立金を「埋蔵金」にたとえ、財政再建に充てるべきだと主張したのが契機だが、なぜ来年度予算編成が大詰めを迎えた、この時期に論争を仕掛けたのか。背景には、勢力を強めつつある与謝野馨官房長官ら「増税容認派」との軋轢(あつれき)があるとの見方がもっぱらだ。もっとも、50兆円ともいわれる埋蔵金は、解散風が吹き荒れる中、与党にとって文字通り“宝の山”。それだけに、一度上がった火の手はなかなか消えそうにない。  「仮に埋蔵金伝説が真実だとしても、金持ちのボンボンが家財を売りながら生活しているのと同じだ。すでに眠っている金は出しているので、確信を持ってそういう金はないと言ってよい」  与謝野氏は7日夜のテレビ番組で埋蔵金伝説を一笑に付した。与謝野氏はこれまでも、中川氏の「増税なき改革路線」(上げ潮路線)を「悪魔的手法」などと厳しく批判しており、埋蔵金騒動は、両氏の確執に拍車をかけたといえる。  中川氏は、小泉、安倍両政権の構造改革路線の旗手として「増税なき財政再建」策を次々に打ち出したものの、9月末に福田政権の発足で、旗色が悪くなる。与謝野氏ら「増税容認派」が台頭してきたからだ。 以下略 産経ニュースより引用

なんでも徳川埋蔵金赤城山じゃなくて霞ヶ関にあるらしいぞ! 早速糸井重里氏に伝えて掘りに行かなきゃ! ある説とない説があるなんてテレビ的にもぴったり!盛り上がることまちがいなしじゃん! と、冗談はさておき… 特別会計に手を入れなきゃならないことはまちがいない。 長期的視点の名の下に、毎年の国会のチェックもなく、恒常的に予算をつぎ込んでいっているのだから。 わけのわからない保養施設や研修施設作って大赤こいているのは大概特別会計からの支出だ。 ただこの“埋蔵金”話は特別会計の抜本的見直しでもなんでもなく、小手先のテクニックを言い争っているに過ぎないように思える。 ネーミングからしてねー 国の借金が550兆にもならんとしているときに、なんで入り口にも入ってないようなところで言い争っているのだろう。さらに特別会計には隠れ借金があるという話も濃厚だというのに。 まず、一般、特別などと予算を分けずに一本化した、ガラス張りの国の収支を出すべきだ。 現状把握すらできないようでは、改革なんぞできるはずもなし。