世界で一番高貴な存在
日頃さほど意識していない人が多いと思われる天皇家。
実は世界的にもっとも敬意を払われる、最も権威のある方が天皇陛下なのです。
天皇家は、ローマ教皇、英国王室とともに世界三大権威の一つであり、例えばアメリカ大統領が空港までホワイトタイで迎えるのは、このお三方のみである。
また天皇陛下は現在世界で唯一の皇帝(エンペラー)である。エンペラーというと悪いイメージを持つ人もいるかもしれないが、エンペラーはキングを超える存在として認知されている偉大な存在である。
そして日本は、国際慣習法上、世界で唯一皇帝位を戴いている国である。
今上天皇は125代目という長い歴史を持つ存在です。諸説ありますが二千年近く絶えることなく連綿と続いてきたことは、世界的にもきわめて稀有なことであり、その歴史と伝統が世界に冠たる存在へと押し上げたのです。
存在そのものから醸し出されるオーラは、アメリカ合衆国38代大統領フォード氏が昭和天皇に会ったとき、足が震えたというエピソードでも分かります。
天皇不要論を唱える方もいますが、世界的に見ても極めて権威のある存在である天皇陛下を、象徴として、国家元首として戴いているということは、計り知れない恩恵があるのです。日本という国が歴史と伝統を大切にする、厚みと奥行きをもった国であることを、陛下は身をもって示されているのです。
われわれは日本の歴史と伝統を守っていくことと同様に、その象徴である天皇家を大切にしていかなければなりません。
P.S. 天皇陛下を日王などと侮辱するかの国は、礼儀を知らない劣等感に凝り固まった未開国です。