璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

民主尾立『病人は働くな』

抗がん剤投与で欠席の小松長官に「職責果たしていない」 民主・尾立氏 産経新聞  小松一郎内閣法制局長官が、抗がん剤を投与する通院治療のため、31日午前の参院決算委員会を欠席した。憲法の解釈見直しと憲法改正の違いについて質問するとして出席を求めていた民主党尾立源幸氏は「職責を果たしていない」と激しく反発した。  安倍晋三首相は、尾立氏から小松氏の適格性を問われると「決算審査に関係ない質問だ」と反論した。民主党の斎藤嘉隆氏への答弁では「経験と見識を生かし、法制局長官の職責をしっかり果たしてほしい」と擁護した。  政府は、小松氏が毎週月曜日は投薬治療に充てていると説明している。

以上引用終わり これ ↓ がその時の動画である。 [広告 ] VPS まず、小松長官が月曜日(午前中のみ)は投薬治療のため出席できないことは、委員会全員が承知している。 その上で「なぜ今日いないのか?」という質問である。 そして出てこれないのは「体力の問題」と言い放っている。 つまり、「治療中の人間は体力がなく働けない」ということを言ってるに等しい。 「ガン」に限らず、病に苦しみながら働いている人々は数多くいる。 その人々に「役目を果たせないから働くな」というメッセージを発しているわけだ。 これは酷くないか? 小松長官の長官としての適性や、長官という特別な国の重責という要素はあるにしても、国を担う国会議員が発していいメッセージだろうか? 非常に疑問に思うし、悲しく思う。 かつて民主党には山本孝史という議員がいた。 彼は在職中にがんになり、闘病しながら議員を続け、罹患後の参院選にも立候補し再選され、「がん対策基本法」の成立に尽力した。 最後は酸素吸入器を装着しながら当院し、病床に着く最後まで議員としての仕事をし続けたのだ。 その魂は今も民主党に息づいてると思っていたが、そうではないようだ。 お前は故山本議員にも議員を辞職しろというのか? 痩せ衰えながらも、次に罹患する人々のために法案を成立させようと死力を尽くした故山本議員に言えるのか? 他人の心情や境遇に思いを馳せる想像力だけは失わずに生きていきたいものだ。 人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ ひどすぎ…と思った方はクリックを! にほんブログ村 政治ブログ にほんブログ村 政治ブログへ