璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

消費税上がって国滅ぶ

安住財務相に「安易」批判必至 G20で消費増税“公約” 産経新聞  【パリ=田村龍彦】欧州に債務・金融危機解決のための包括策実行などを求める共同声明を採択し、15日に閉幕した20カ国・地域(G20)財務相中央銀行総裁会議で、安住淳財務相は財政健全化の重要性を強調し、日本の消費税率を10%に引き上げる法案について、来年に国会提出、成立させる考えを表明した。消費増税国際公約した形だが、増税反対勢の説得材料は少ないうえ、前提である経済成長の道筋も未完成で、安易な公約との批判を受けるのは必至だ。 以下略

以上引用終わり 最近は勝手に国際公約するのが流行ってんのかね。 鳩の温暖化ガス削減という、菅の太陽光発電といい。 消費税を上げるのは税収を増やすことが目的なのは当たり前だが、果たして本当に税収が増えるのだろうか? これまでの例を見てみよう。 税収推移1 財務省HP 平成元年に消費税(3%)が導入され、平成9年に5%にUPしている。 確かに消費税の税収は増えている。 しかし、他の税収はどうだろか? 平成元年はまだ末期とはいえバブルの余韻を残しているため、すぐに影響は出ていないが、所得税は平成4年に、法人税は2年には減少に陥り、その後それを上回ることなく現在に至っている。 平成9年は更に酷い。 平成8年にようやく景気が上向きかけたときに上げてしまったため、所得税法人税ともがっくり減少してしまった。 その結果、総税収はどうなったであろうか。 税収推移2 財務省HP 平成元年は先にも書いたようにバブルの余韻で、平成3年までは税収を増加させたものの、平成4年に平成元年の水準を割り込み、その後一度として元年を超えることは出来ていない。 平成9年はなんとか前年より増収になったものの、平成10年以降下り坂となり、やはりそれ以降平成9年を超えることは出来ていない。 消費税を上げれば景気が悪くなり、消費が冷え込み、所得税法人税が減る。 結果として総税収はかえって減ってしまうというのが、これまでの結果だ。 もし、消費税を平成元年ではなく、バブル景気が最盛期のもっと早い時期に導入していれば、違った結果にもなったであろう。 つまり、消費税を上げるのなら景気が良い時期に限られるということだ。 今、消費税を上げたらどういうことになるか、火を見るよりも明らかだ。 上げる必要性はわかる。 しかし、それは景気を好転させてからだ。 でなければ虻蜂取らずなってしまう。 ここでさらに景気が減速したら、財政健全化なんて夢のまた夢だ。 重要なのは財政健全化。消費税増税したらをもっと重要な公約守れなくなるよ。 人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ 消費税増税反対!と思われた方はクリックを! FC2 Blog Rankingへ