璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

海江田「消防もっと頑張よ」

震災から1週間経った3月18日、東京消防庁ハイパーレスキュー隊福島第一原発に赴いた。 3号機燃料棒プールに放水するためである。 漆黒の暗闇の中、明るくても見えない放射能と闘いながら、困難な作業を遂行した隊員たち。 その彼らに対して、作戦中に「速やかにやらなければ処分する」との圧力的発言をした者がいる。 海江田前経産大臣である。 当時石原都知事から猛烈な苦情を受け、陳謝したはずであったが、9月15日付けの東京新聞のインタビュー記事の中で、なんと隊員に非があるかのような発言をしている。 処分の話は

「内輪の連絡員がいて、その中でそういう話があったのかもしれない」と弁明した上で、「消防は何度も行って、途中で戻ってきたりした。もっと頑張ってもらいたかったという思いはある」と答えた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110916/lcl11091622110011-n1.htm 産経新聞 確かに建屋から煙が上がった際、ハイパーレスキュー隊は一時退避をしているが、非難されるような話ではない。 もっと頑張ってもらいたかったって、一体どの口が言えるか! この頃は、原子炉が爆発するかもしれないくらいの危機感が、政府内にはあったのだろう。 しかし、そのような事情もわからない隊員たちだけが、命をかける言われはない。 もし致命的な事態になった時、文字通り“腹を斬る”くらいの覚悟がないやつに、部下に決死の活動をさせる資格はない。 国会で涙流して、責任を取るといって実際にはとらなかった海江田に、なにを言う資格があるのか。 お前こそ、もっと頑張ってもらいたかったよ。 さて、海江田はハイパーレスキュー隊を評価していないようだが、彼らの働きを見て感動した台湾の金融機関グループ「中国信託フィナンシャルグループ」傘下の慈善団体「中国信託慈善基金会」 はが、東京消防庁1億円の寄付をしてくれた。 → レスキュー隊に感動…東京消防庁に1億円寄付 読売新聞 まともな感謝の言葉もない大臣と、寄付までしてくれる外国の方。 こんなやつが総理になる寸前だったかと思うと、寒気がするよ。 人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ お前ががんばれよ!と思う方はクリックを! FC2 Blog Rankingへ