璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

脱原発よりも脱菅

菅が脱原発を表明したわけだけれども、

「しかし、3月11日のこの大きな原子力事故、私自身、体験する中でそのリスクの大きさ、たとえば10キロ圏、20キロ圏から住んでおられる方に避難をしていただかなければならない。場合によってはもっと広い範囲からの避難も最悪の場合には必要になったかもしれない。さらには、この事故収束にあたっても、一定のところまではステップ1、ステップ2で進むことができると思いますが、最終的な廃炉といったかたちまでたどりつくには5年、10年、あるいはさらに長い期間を要するわけでありまして、そういったこの原子力立地後のリスクの大きさというのを考えたときに、これまで考えていた安全確保という考え方だけでは、もはや律することができない、そうした技術であるということを痛感をいたしました

産経新聞より こんな風に言っちゃって、現在稼動している原発がある地域や、再稼動をどうするかと言っている地域に、これからどう言って原発の稼働をお願いするわけ? 安全確保では律することができないんだぜ。 もはや動かせないじゃん。

「そういう国民の皆さんから見ても、このしっかりした形であれば、きちんとした判断ができるという、そういう形を作ってもらうために、一つの統一見解を出していただきましたので、そういう統一見解に基づいて、きちっとした形での項目に沿った判断がなされて、そしてその判断が妥当なものだと。最終的には先日、私を含む4人の大臣の中で、政治的にはその4人で最後は判断しようということで合意しています。そういう専門的な立場の皆さんのきちんとした提起があれば、そしてそれが大丈夫ということであれば、4人の中で合意をして稼働を認める。そのことは十分にあり得ることです

産経新聞より おんなじ会見で再稼動を認めることも十分ありうるとか、意味が分からない。 律することができないものを、これからも継続して地域に押し付けようってのか? また、

 「一昨日で3月11日の大震災からちょうど4カ月になった。この間、大震災に対する復旧・復興のあゆみ、被災者の皆さんにとっては遅々として進まないという部分もあろうかと思うが、内閣、自治体それぞれの立場で全力をあげてまいっている。その中で、仮設住宅の建設、あるいはがれきの処理など復旧の分野も着実に進むべきところは進んでいると認識しています

産経新聞より なにが進んでいるって? ガレキの処理は3割しか済んでないんだぞ!

東日本大震災から4か月もたつのに、被災地にはなお膨大ながれきが残っている。  政府と与野党は協力して、がれき処理を進める手立てを急がねばならない。  環境省によると、岩手、宮城、福島3県で発生したがれき、つまり災害廃棄物は、約2200万トンに上る。3県の通常の廃棄物処理量の10年分を超えている。  現在、仮置き場に搬入されたのは全体の3割程度に過ぎない。仙台市宮城県石巻市など、2割前後の自治体も少なくない。

読売新聞より このエントリーであげた画像を目をかっぽじってよく見ろ! → 被災地の今 2011年07月11日 だいたい辞めるはずの人間が、こんな大きな方針転換を、なんの工程表もなく発表するな! 本当なら国民投票ものだ。 脱原発解散?やれるものならやってみな。 少なくともお前は落ちる。 ていうか絶対落とす。 人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ 現役総理の落選が見たい!と思う方はクリックを!