璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

外交をなめている日本

ロシアのメドベージェフ大統領が北方領土国後島に上陸したようです。 菅直人首相は日本の最終兵器“遺憾の意”を発したようですが、屁の突っ張りにもなりませんな。 現場の外交官ですら、↓ くやしさを表しているというのに…

【ロ大統領北方領土訪問】「日本はなめられているのか」日本外交官、苦渋の表情 産経新聞  「メドベージェフ大統領がわたしたちの島を訪問したということは、ロシア領土である証明だ」。1日に歴史上初めて、ロシアの国家元首の訪問を受けた国後島の島民は一様に歓迎。一方で国後島に向かう大統領機を見守った日本外交官は「日本はなめられているのか」と苦渋の表情を浮かべた。 以下略

以上引用終り 「日本はなめられているのか」 それは確かに一面の真理ではある。 しかしそれ以上に良く考えなくてはならないのは、 「日本政府は外交というものをなめている」ということだ。 人気ブログランキング応援よろしく!人気ブログランキングへ 外交というのは国同士の権益の争いだ。 強い態度に出るにせよ、したてにでるにせよ、自国の利益をいかに最大化するか、その為の方策に過ぎない。 どういうふうに出て、どう進め、どこに着地するつもりなのか。 その見通しがなくてはならない。 ただ、行き当たりばったりで、相手に合わせて動いているだけでは、なにも得ることはできない。 近所付き合いをしているわけではないのだ。 皆が隙が有らば引きずり降ろそうと狙っているのに、日本だけが“譲り合い”をしている。 例えれば、誘拐犯と身代金の話し合いをしているのに、なんの条件もつけずに身代金を増額して、犯人が気をつかって人質を開放してくれるのを期待しているようなものだ。 国民の生命と財産が掛かった、まさに生きるか死ぬかの真剣勝負であることを、認識をしている政治家が日本にはいないのだ。 それこそが国難である。 人気ブログランキング参加中!人気ブログランキングへ FC2ブログランキング参加中!FC2ブログランキングバナー