璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

愚直≠loopy

以下産経新聞より引用

【政論】首相は「愚直」なのか、「愚か」なのか http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100423-00000027-san-pol  鳩山由紀夫首相と自民党谷垣禎一総裁の21日の党首討論を聞いていて、強い違和感を覚えた。首相が米ワシントン・ポスト紙に酷評された「愚か」(loopy)とする見方を認めたことにではない。「愚か」という表現を、巧みに「愚直」という別の言葉にすり替えたことに対してだ。  「ワシントン・ポストの言うように、私は愚かな首相かもしれません」  討論冒頭、首相はあっさりとこう述べた。平野博文官房長官は「謙虚さの表れ」と持ち上げたが果たしてそうだろうか。首相は次の瞬間には同紙にはない表現を織り交ぜたのだ。  「愚かだったから愚直だったから。あるいはそうかもしれません」  そして、次の段階では「愚か」を省き、「愚直」だけを使った。まるで言葉の手品を見るようだった。  「少しでもそれ(沖縄の負担)を和らげることができたら。愚直にそう思ったのは間違いでしょうか」  首相は21日夜、記者団に「愚かな首相」と述べた真意を問われた際にも「(沖縄県民のために)愚直さを生かさなきゃならないときだ」と強調するなど、「愚直」を7回も繰り返した。  だが、「愚か」と「愚直」を混同するのはおかしい。複数の辞書を総合すると、前者は文字通り「考えが足りないさま」「ばかげているさま」で英語の「loopy」に通じる。一方、後者は「正直いちずなこと。ばか正直」などとあり、不器用なまでの真っ正直さを表す言葉なのだ。  「愚か」と「愚直」を都合のいいようにすり替えるとは、正直な態度とはいえない。とても愚直を自任する資格はないはずだ。  「首相のあまりにも軽い言葉が、国民の政治に対する信頼を失わせることを憂慮している。一国の首相が政策もよく分からないで、国民を狼狽(ろうばい)させるような発言をしてしまう。こんな朝令暮改を繰り返す状況なら、国民はたまったものではない」  首相が民主党幹事長時代の平成20年11月の記者会見で、当時の麻生太郎首相を批判した言葉だ。省みて、自らを恥じる気持ちはわいてこないだろうか。(阿比留瑠比)

以上引用終り いやいい記事で、一言も足す必要性がないな。 >「愚か」と「愚直」を都合のいいようにすり替えるとは、正直な態度とはいえない。とても愚直を自任する資格はないはずだ。 当にその通り。 愚直なら愚直なりの真っ直ぐさがあるものだが、ぶれまくってふらふらしている鳩山に“愚直”は似合わない。 そうだというなら、当初の主張通り最後まで国外で通すべきだ。 だいたい愚直だとしても、一国の総理が愚直を売りにしているようじゃしょうがない。 一生懸命やって失敗よりも、適当でも成功の方が、政治家としてはいいに決まってる。 国民の生命と財産を守る政治家という仕事をなにか勘違いしているんだよ、こいつは。 こいつは“愚か”というのとも違う、得体の知れない、まさにloopyだよ。 人気ブログランキング参加中!人気ブログランキングへ FC2ブログランキング参加中!FC2ブログランキングバナー