璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

権力に飢えた政治家たちのつじつまの合わない連合体

以下YAHOOニュース(毎日)より引用

<衆院予算委>おおっぴら「個所付け」で紛糾 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100205-00000143-mai-pol 2月5日23時59分配信 毎日新聞  「国家行政の機密漏えい問題が出てきた」。5日の衆院予算委員会で、野党側トップバッターで登場した自民党金子一義国土交通相は、おどろおどろしい言葉で質問を始めた。  金子氏が問題視したのは、民主党が1月29日に同党の都道府県連に通知した資料。10年度予算の公共工事の実施場所と事業費配分案を示しており「個所付け」と呼ばれる。自公政権当時も内々には伝えられていたが、公表されるのは予算成立後だった。  「公務員の守秘義務違反や財政法違反の疑いがある」と指摘する金子氏に対し、政府側は「検討作業段階のものを整理したにすぎない」(前原誠司国交相)などと釈明した。  金子氏は「個所付けでないというなら、委員会に資料を出せ」と要求。次いで質問に立った自民党石破茂政調会長も「国会で審議が始まる前にそういうものが出ること自体が極めて問題だ。国会を無視している。党に出せて、なぜ国会に出せないのか」と迫ったが、前原氏は「国と自治体の間の率直な意見交換が損なわれる恐れがある」と拒否した。  もともと政府側にとって、個所付けが公になるのは想定外の事態だった。民主党幹部が「自民党も同じことをしていたが、彼らはこっそりやっていた。おおっぴらにしたのはまずかった」と指摘するように、予算成立前に個所付けを伝えれば、あからさまな「利益誘導」と受け止められるのは必至だ。  前原氏は5日の記者会見で「県連を通じて自治体に流れ、記者会見がされるなんてまったくの想定外。(資料を配布した)阿久津幸彦副幹事長に『極めて遺憾』と話している」と党への不信感をにじませた。【鈴木直】  【ことば】▽個所付け▽ 道路や河川工事など公共事業について、いくらの予算や補助金を付けるか配分を決めること。自治体や業界団体の関心が高いため、与党の有力議員は個所付けに「政治力」を発揮し、地元に利益を誘導してきた。

以上引用終り 民主党は政府と党を分離するよう方針で、地方からの陳情は霞が関ではなく民主党に一元化するとしてきた。 地方の民間団体などが、党に陳情するのは分からないではない。 国民の付託を受けた党が、それを受けて政府に意見するというのは理にかなっているとは思う。 しかし、地方自治体も党に陳情するとなると話が違ってくる。 地方自治体はあくまで行政であって、上下関係ではないにしても政府と不可分の組織であるからだ。 公の行政組織が、私的とまでは言わないが一政党に陳情するというのは極めて不自然。 自治体は官僚に陳情するのがダメなら、政府に陳情すべきではないか?と思う。 今回の箇所付け騒動を見て、民主党がいう政府と党の分離というのが、口だけの、利益誘導という古い政治の口実に過ぎないのだな、と思わざるをえない。 地方自治体の陳情を一手に受けて、それに対し箇所付けを発表するという旧態依然とした姿。 これだけ公共事業を持ってきましたよと議員が走り、選挙に利用する。 しかもそれを大ぴらにやってしまう拙さ。 政府と党が分かれるというなら、箇所付けは政府から発表されるべき代物だ。 野党の追及に対し、前原大臣は >「検討作業段階のものを整理したにすぎない」 などと釈明しているが、作業段階のものが表に出るのもそれはそれでひどい話だ。 まあ言い訳なんだろうけど。 地方主権と言いながら地方の陳情を党に集中してコントロールし、 地方主権と言いながら外国人に地方ならと参政権を与えようとし、 地方主権と言いながら地方に断らず子ども手当の負担を押し付ける。 一つ一つの政策に整合性がなく支離滅裂な素人政党が民主党ワシントン・ポストのベテラン外交記者のジム・ホーグランド氏の言葉 (民主党「いつでも、誰にでも、なんでも公約をするという意欲だけが目立つ、権力に飢えた政治家たちのつじつまの合わない連合体」ソース http://sankei.jp.msn.com/world/america/090908/amr0909080254002-n2.htm 産経新聞 試用期間は終わった。 残念ながら不採用だ。 人気ブログランキング参加中!人気ブログランキングバナー小

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