璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

NHK「坂の上の雲」にケチ

以下時事通信より引用

NHK「坂の上の雲」に学識者ら要望 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091126-00000147-jij-soci  学識者らでつくる「坂の上の雲」放送を考える全国ネットワークは26日、NHKで29日から放送されるドラマ「坂の上の雲」に関して、司馬遼太郎氏の原作小説には「重大な歴史認識の誤り」があるとして、視聴者に事実との違いを伝える措置を講じるよう要望した。  同ネットワークは、最近の研究では「当時、ロシアが日本を侵略しようとしていたことを示す歴史的事実は無い」とし、日露戦争は「祖国防衛戦争」だったとの司馬氏の認識は誤りだと指摘。著作権に配慮した上で訂正や補足を行うか、ドラマ放送期間中に日清・日露戦争の経緯の検証番組を放送することなどを求めた。(2009/11/26-18:45)

以上引用終わり 逆に「坂の上の雲」がNHKで作られることによって、祖国防衛的な要素がなくなるとの懸念を示したら、同じように報道してくれるんですかね。 >学識者らでつくる「坂の上の雲」放送を考える全国ネットワーク どういう団体なのか皆目わからないが、左巻きなら“学識者”で右よりなら“右翼団体”ってわけじゃないよな。 >「当時、ロシアが日本を侵略しようとしていたことを示す歴史的事実は無い」 ロシアが不凍港の獲得を目指して南下政策をとっていたことは世界周知の事実で、東アジアでは日本と(日露戦争)中東ではトルコと(クリミア戦争)衝突した。 江戸時代末期には一時ロシアが対馬を占拠したこともある。

ロシア軍艦対馬占領事件(1861年) ロシア軍艦対馬占領事件(ロシアぐんかんつしませんりょうじけん)は、幕末にロシア帝国の軍艦が対馬芋崎を占拠し、兵舎・工場・練兵場などを建設して半年余にわたって滞留した事件である。ポサドニック号事件とも呼ばれる。

wikiより 確かに不凍港が得られれば、そこが日本でなくても良かったのかもしれない、ロシアにとっては。 しかし、日本から見れば大国ロシアが南下してくるだけで、強烈な恐怖感と危機感があった。 対馬を占拠された経験もまだ記憶に新しい。 一歩間違えれば当時の中国のように領土を切り刻まれるとの認識を日本政府が持っていたとしてもなんら不思議ではない。 それに抗することがすなわち、「祖国防衛」戦争だったのだ。 弱肉強食の時代の危機感は今とはまるっきり違う。 ロシアと日本では隔絶の国力差があったのだ。 その中で祖国を守ろうとした先人の志をなぜ貶めなければならないのだ? 卑劣にもほどがある。 参考書籍
坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
文藝春秋
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おすすめ度の平均: 4.5
1 二流以下
5 膨大な資料をもって、明治期を再構成! 凄い。
5 温故知新
5 司馬作品は読みやすい
5 見事な『歴史』の小説化
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