璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

きれいな国策捜査

以下朝日新聞より引用

法相「指揮権発動、看過できぬ」 民主の第三者委報告に 2009年6月12日11時43分  西松建設から民主党小沢一郎前代表側への違法献金事件をめぐり、民主党が事件の検証を有識者に委ねた「第三者委員会」が10日にまとめた最終報告書について、森法相は12日の閣議後会見で、「(法相が)指揮権発動すべきだと読める部分があり、看過できない」と批判した。  最終報告書は「法務大臣は、高度の政治的配慮から指揮権を発動し、検察官の権限行使を差し止め、あえて国民の判断にゆだねるという選択肢もあり得た」としていた。  検察庁法14条で、法相は検事総長に指揮権を行使できると定められている。1954年の造船疑獄で犬養健法相が指揮権を発動し、国民の批判で政権が倒れた経緯がある。  一方、今回の事件の捜査の過程で、民主党が「国策捜査」と批判したことにも触れ、森法相は「公党の姿勢として大いなる疑問を感じざるを得ない。検察はこれまで一貫して、不偏不党を旨として活動してきたものであって、検察の独立性、中立性を尊重したい」と述べた。

以上引用終わり 第三者委員会とやらがどれだけ第三者か知らないが、このような結論になるという事は、少なからず民主党の意向が働いているのだろう。 民主党は党ぐるみで“国策調査”を主張してきた。 (参照記事 幼稚な小沢民主党) これ自体異常なことだと思うが、まあそう考えているわけだ。 国策という事は捜査に政府与党の意向が働いている、政治が捜査に関与していると考えているわけだが、それならば検察の中立性を高める方向に動くのが普通だ。 にもかかわらず、今回の報告書は >最終報告書は「法務大臣は、高度の政治的配慮から指揮権を発動し、検察官の権限行使を差し止め、あえて国民の判断にゆだねるという選択肢もあり得た」としていた。 法務大臣に指揮権を発動して、捜査を止めるべきだったという。 これこそ国策だろ! 自分に利益になる事なら、政治力を及ぼすことも是とするのかよ。 指揮権を発動して捜査を止めるなどという事は、引用記事中にある佐藤栄作氏への一件のみで、このときはこの為に内閣も総辞職している。 本来あってはならないことだ。 申し訳ないが高々こんな程度の事件で指揮権うんぬんするなんて、ちゃんちゃらおかしいわ! 人気ブログランキング参加中!人気ブログランキングバナー小

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