璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

終わりの始まり

以下時事通信より引用
生活様式変えねば、2つの地球必要=30年代半ばまでに-WWF環境報告  【ジュネーブ29日時事】世界自然保護基金(WWF)は29日、地球環境に関する報告書「生きている地球2008年版」を発表した。同報告書は、世界中の人々が現在のような環境に優しくない生活様式を続ければ、2030年代半ばまでに2つの地球に相当する資源が必要になると警告した。  報告書によると、地球の資源に対する人類の需要は過去45年間に、人口と個人消費の拡大で2倍以上に増加。05年時点で、必要な物資の生産と廃棄物の処分などで、地球の回復力を約3割上回る資源を人類が消費したとしている。(2008/10/29-09:36)
以上引用終わり 国家、特に近代国家というものは経済成長することを目標かつ前提に運営されている。 実際、一時的なマイナス成長を記録することはあってもおおむね経済は拡大し続けている。 経済成長率 ソース http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/4500.html 社会実情データ図録より 各国は経済成長するために消費を拡大させる方策をとる。 かつては領土や植民地の獲得など、昨今では新たな産業の創出や需要の喚起。 その消費の拡大にそって生産を増大させることが、すなわち経済成長である。 世界的に見れば、人口の爆発的増加により、消費の拡大はさらに望める状況だが、その消費に対応する生産を増やす元となる資源が枯渇することが目に見えている。 需要に対して供給が間に合わなくなるのだ。 供給不足の世界では、資本主義は意味を為さず、対応することができない。 現在起こっている世界的な金融危機には、将来的な資源不足という側面もあるのだ。 資源不足を織り込むとすべてのものが値上がりし続け、その結果消費を冷え込ませ、経済成長できなくなる。 その結果、資本主義経済のノルマともいうべき「経済成長」が果たせず、資本主義経済は混乱のうちに終わりを迎えるだろう。 2008年は資本主義終わりの始まりの年として記憶されることになるだろう。 人類は次に来る世界に対応できる社会システムを見出すことができるだろうか? もし、そんなものがあればだが・・・ 人気ブログランキング参加中!人気ブログランキングバナー小

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