璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

「いつか来た道」ではなく「いつも使う手」

TBS「朝ズバッ!」より
中山前国交相の辞任についてのアンケート結果で、辞める必要なし45%、辞めるべき48%と拮抗したことについて、 民主党山岡賢次氏 「この数字はね、きわめて重要なんですよ。これはね、歴史的傾向なんです。こういうのはね。それでもし、お若い方達がですね、知らずに表明してるのか、おっしゃてるのか、おるいはある程度わかりながらしてるのかどうか、これはわかってるとしたらね、歴史というのはそうやって回転してんですよね。戦後60年ですね。そしてある意味ではですね、こう心情的にはいつか来た道にだんだんもどってきている、繰り返すと。そうするとね中山先生も麻生総理も同じ発想ですけどね、きわめてあるいはそういうことろに原点をもってるような感じがしてしょうがないですよね。ですから、そういう人たちがですね、やっぱり人気が出てくる、秋葉原人気が出てくると、これはね、ある意味ではね、戦前のドイツや日本にあった現象にね、回帰してきている。だからきわめて危険でそういうとこのリーダーってのは非常に大切なんですよね。だからリーダーがそういうのを煽ってるといつかまた来た道に移行していく・・・」
以上引用終わり まったくもって中山氏の辞任と何が関係しているのかわからない発言ですね。 中山前大臣の発言と”いつか来た道”はどうつながるのか不明です。 まあ要するに中山前大臣や麻生総理のナショナリスト的なところにシンパシーを感じる若者が増えてきている=戦前回帰 ということですか。 よく使われてきた論法ですね。 すこしでもナショナリスト的なところを見せるとすぐ軍靴の足音に結びつけ、言論を封殺してきたこれまでの日本左翼。 戦争は最強のことば、思想狩りの武器だった。だれもが黙らざる得ないような。 でもそろそろみんな気づいてきたみたい。 どこかおかしいぞっと。 反戦・平和結構だ。それで筋を通すなら多国籍軍に加わらなかろうが、一定の理解を得られるだろう。 沖縄に集中する米軍基地に反対し、ときにはデモを行いながら、なぜ北方領土竹島には行動を起こさないのか? 占領され漁民が殺害されたこともあるというのに。 自衛隊に反対しがら、なぜ北朝鮮や中国の軍事活動には抗議しないのか? 彼ら左翼は決して反戦でも、平和主義でもない。 反日本の軍備、アメリカの軍備なのだ。 これまでやつらは少しでもナショナリスト的な言動、行動を見つけると、戦争につながると言い立てて抑え込んできた。 その結果、“戦争を起こした悪い国”という刷り込みをされた国民は、自国に自信が持てなくなった。 人でも自信のなさげな人間は、信用されないし、軽く扱われる。 国も同じだ。 しかし、もう騙されるのはやめよう! 国を思うことは決して悪でも危険でも何でもない。 すべての国が自然にやっていること。 自国に真のプライドを持つことが、他国の尊重にもつながるのだ。 以前にも取り上げたことがあるが、故司馬遼太郎先生の「坂の上の雲」にある一節を引用して締めたいと思う。 ナショナリズムのない民族は、いかに文明の能力や経済の能力をもっていても他民族から軽侮され、あほうあつかいにされる。」 人気ブログランキング参加中!人気ブログランキングバナー小

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