璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

公共事業依存症

以下読売新聞より引用
静岡空港近くに大規模施設 県・島田市建設へ  県と島田市は18日、2009年に開港予定の静岡空港に近い同市金谷の市有地などに、展示場面積が1万平方メートルを超える大規模多目的産業展示施設を共同で建設すると発表した。4~6年後の完成を目指し、総工費は数十億円になる見込み。県などは、静岡空港の利用者を始め国内外の多くの人が集まる交流の場として期待できるとしている。 以下略 (2008年9月19日 読売新聞)
以上引用終り ギャンブルで負けた人はそのマイナスをギャンブルで取り戻そうとする。 だから大きく賭け、さらに負けを増やす。 このギャンブラーの心理と公共事業は良く似ている。 東京、大阪、名古屋の3大都市圏に近く、交通の便もいい静岡県に空港を作り、どこへ飛ばそうというのか? その上、隣接する新幹線、在来線の駅もない。 アクセスは車、バスしかない。 当然便数は少なくなる。 それでも需要予測は 国内106万人/年 海外 36万人/年 ソース http://www.city.shimada.shizuoka.jp/kuukou/kuukoutaisakugakari/36-5283.jsp ちなみに静岡県の人口は380万だから1/3以上の県民が1年に一度は静岡空港を利用することになる。赤ちゃんもいれてね。 県西部の人セントレアに、県東部の人は羽田や成田を利用する方が便がいい場合も多く、この需要予測は空港建設ありきのものだと素人目にもわかる。 赤字になること必至の静岡空港に、さらに金を突っ込むような公共事業はまさに、負けが込んだギャンブラーの行動と一緒。 アクセス悪い山ん中の展示場を使うやつなどおりません。 これで赤字がさらにかさんだら、それを取り返すためまた別の公共事業を・・・○| ̄|_ ギャンブラーと違うところは、負けた損失を拭うのは本人ではなく他人(国民)だと言うこと。 またギャンブラーは勝とうと必死だが、公共事業は内心負けることを自覚していたりする。 それでも止まらない公共事業。 まず公共事業依存症の国と地方をカウンセリングしないと。 「国敗れて箱物あり」になっちまう。 公務員の給料は属する団体の収支から割り出すようにすればいい。 黒字なら給料も多く出るし、赤字ならなしと。 国や地方の赤字が公務員の身に降りかかるようにしないと、公共事業依存症は治らない。 人気ブログランキング参加中!人気ブログランキングバナー小

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