璧を完うす(へきをまっとうす) 別館

日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。

聖火リレーへの抗議と未来

以下産経ニュースより引用
チベット騒乱犠牲者悼む 善光寺で市民団体ら法要 2008.4.26 11:41 善光寺法要
追悼法要を前に善光寺の境内で、チベットの仏が書かれた壁掛けを掲げる在日チベット人男性=26日朝、長野市   長野市善光寺本堂では26日、聖火リレー出発式が始まった午前8時15分に合わせて、チベット騒乱の犠牲者を追悼する法要が行われた。  法要はチベットでの人権改善を訴える市民団体「チベット問題を考える長野の会」の依頼で、善光寺の住職らによる「平和を願う僧侶の会」が実施。約30人の在日チベット人も参加した。  参加者は薄暗い本尊前に正座して、住職らが唱える般若心経を聞き、法要は約20分で終了。騒乱で亡くなった犠牲者60人以上の名前が読み上げられると、目頭をぬぐう人の姿も見られた。  在日チベット人の男性は「お経を読んでもらって感謝している。自分もみんなが幸せになるようお祈りした」と話した。
以上引用終わり 聖火リレーの会場での中国共産党(あくまでの中国共産党であって中国人ではない)への抗議はそれはそれで意義がある。 日本人の抗議する意志を世界に示すことができた。敬意を表する。 一方、この日に合わせて善光寺で催されたチベット騒乱犠牲者悼む法要は、日本人の抗議の精神を別の形で示すことができたのではないか。 重ねて謝意を表する。 それにしても不思議なのは中国共産党の考え。 聖火リレーが各国で異様な状況を呈しているときに、留学生や在留中国人を動員して愛国心を喚起しているが、その光景が諸外国の強い違和感・拒否感を生んでいるのははわかっているのだろうか? これでは各国を巡って中国の異質な社会体制、政治体制をわざわざ喧伝しているようなものだ。 それを承知の上で、それでも愛国心を燃え立たせなければならないほど国内的に問題を抱えているのだろうか? このところ人民解放軍の不穏な動きや(→中国軍内で“クーデター”「台湾と開戦すべし」 ZAKZAKより) 各地の農民暴動(→中国での土地強制徴収が年々激増、深刻な社会不安を招く 大紀元時報より) などの動きも報道統制の隙間から聞こえてきている。 国内の不満を外に逸らすのは施政者の常套手段だが、単純な不満だけではない不穏なものを感じる。 中国に民主的な国家ができるのはもちろん望ましいが、そこに至る過程で大きな混乱を招くとなると、近隣国家は多大な被害を受けるだろう。 平和裏に移行すればよいのだが…そこまで望むのは贅沢なのだろうか? 人気ブログランキング参加中! 携帯からはこちら 人気ブログランキング

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